トラッキング現象の原因は何でしょうか。それは埃(ホコリ)と湿気です。コンセントにプラグを差し込んだままにしておくと、埃が溜まります。コンセントとプラグの間に溜まった埃に湿気が加わるとプラグの電極間に火花放電が発生し、これが原因で炭化導電路が形成され、やがてショート発火に至ります。電気火災事故の原因で一番に割合が高いのが、電気ストーブ関連ですが、次に高いのがトラッキング関連と言われており、実に3割強を占めるのだとか・・・。
こまめなプラグの掃除で予防は出来ますが、電極間に炭化現象が見られるプラグは絶対に使わないようにしましょう。
以下「Electrical Information」様のサイトの記事を引用させて頂きます。
分電盤の漏電ブレーカや分岐ブレーカでは、このトラッキング現象を検知することが難しく、コンセント側で検知すべく開発されたのが「プレトラックコンセント」なのです。