世間に出回る盗聴機器
盗聴器というと、映画や小説だけの話で、自分には関係ないと思われがちですが、実際には一般の家庭が半数を占めており、その他にも、ホテル、職場、公衆トイレ、階段下など様々です。一般ルートだけでも年間40万個以上の盗聴機器類が販売されており、ネット販売で手軽に買えるため、件数も年々増加傾向にあります。
盗聴器が仕掛けられることで、プライベートの情報や企業情報が盗まれてしまい、最悪の場合盗聴された会話内容が流出してしまう危険もあるのです。
盗聴器・盗撮器の主流は無線式です。
微弱な電波を飛ばし、その電波を受信器で受信して盗聴するタイプです。
電池式(電池寿命は2~3日)と100V電源寄生式(故障を除き半永久的)があります。
盗撮の場合、直径1mm程度のレンズが装着されたピンホールカメラを様々なものに組み込み、映像と音声の両方を盗み取ります。 カード偽装式(電池寿命は3~4時間)、コンセントプレート偽装式(100V電源寄生式で故障を除き半永久的)等あります。
家の中で盗聴器が仕掛けられやすい場所
■ コンセントの中
■ ベッドや机のまわり
■ エアコンの上や中
■ 押し入れの上
■ 室内照明の上や中
■ タンスの裏
■ ステレオ、ビデオデッキの裏
■ 電話のまわり
■ TVのまわり
■ 配管用の壁の穴
■ 屋外電話保安器
見た目で区別がつかない偽装式盗聴器
■ コンセント型(三角タップ型、延長タップ型、OAタップ型)
■ 電卓、ボールペン、万年筆型、テレビのリモコン型(電池式)
■ ヌイグルミ、飾り物等の置物等に組み込まれたもの(電池式)
■ 電話ローゼット型
■ 電話受話器コード型
■ PCマウス型
■ USBコネクタ型
■ 掛け時計、置時計型
■ HDMIコード、USBコード型
■ 折畳傘型
■ ヒューズ型盗聴器(保安器)
注1:携帯電話やスマホを使用したデジタル盗聴は調査対象外となります。前者はイヤホンマイクを取り付けて自
動着信に設定した携帯電話で、後者は盗聴盗撮系アプリを入れたandroid系スマホになります。これらは分類
上、盗聴器ではありません。
注2:microSD等のメモリー媒体に録画するタイプの小型カメラは、盗撮電波を外部に発信しないため、無線式盗撮カメラに該当しません。これらのメモリー記録式の場合は、仕掛け人がカメラを回収できることが必須条件になります。ボイスレコーダーも同様です。
注3:GPS発信機(自動車等の位置情報自動追跡)組込み有無の調査は対象外となります。
注4:有線・無線LAN環境下のパソコンへの不正アクセスは無線LANルーター製造者又はインターネットセキュリティー会社へ御相談下さい。
注5:盗聴器や盗撮カメラを仕掛けた人物の特定作業は業務外となります。また、個人の素行調査等の探偵・興信
業務は扱っておりません。
注6:当店オリジナルのオプションとして下記調査も賜ります。これにより盗撮電波を外部に発信しないタイプの小型カメラも発見が可能となります。
調 査 の 種 類 |
調 査 内 容 の 説 明 |
所要時間 |
費用(税別) 前金制 |
有線式カメラ調査 |
目視で有線式盗撮カメラの有無の調査を行います。 |
面積による |
1万円/時間 |